沢山の想い

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先輩ら、おらんかったら絶対この部はここまで強くなってないもん。 「あたしは恋愛に向いてない気がする」 あれ!?また話題が変わってる?? 「運命の人に出会えてないだけだって思って下さい。・・・って言ってうちは常に自分を慰めてますから」 「嘆くな嘆くな。」 あ。そうや。 この際やし先輩に聞きたかった質問しとこっかな・・・。 「・・・先輩、学校で受け取るファンレターとかどうしてます?」 「そう言う質問をサラッと投げかけてくんな。」 「すみません。捨てるに捨てられなくて、かと言って読む気にもならなくて。貯まる一方なんですけど」 「読めよ。読んで捨てたらえーやん。じゃ無かったら受け取んな」 受け取るなって! あの瞳に見つめられると「ごめん、受け取れへん」って言えないから困ってるんですけどーー!!! 「他の学校の子からも貰うんですけど。」 「知らんがな」 「ですよね」 「つか、お前練習に戻れ。」 「ですね。」 って、先輩がリナを呼び止めてんけど・・・。 練習に戻ると、チームメイトに「先輩と何話してたーん?」って質問攻め。
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