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貴方は私の敏感な胸をまさぐり
まるで赤子の様に
吸いたてる
熱くざらつく舌の
くすぐるような感触は
私を
すぐに
高ぶらせる
高みに登りつめる体…
あなたは脚を絡め
体を引き寄せ
身動き出来ないようにして
更に執拗に愛撫を続け
私を更なる高みへと誘う…
登りつめる体は
少しの刺激にも
過剰に反応し
とどまる事を知らず
わななく花びらが
犯される時には
もはや現世を忘れ
ただただ快楽の波に翻弄され続ける
打ち寄せる波は
帰る事を忘れ
波の上に更なる大きな波となり打ち寄せ
呼吸すらままならず
内臓は収縮し
吐気すらもよおす
「いや…やめて…」
だけどやめないで…
「苦しい」
気持ちいい…
「狂ってしまう…」
でもやめないで…
相反する気持ちと言葉
私は濁流に飲み込まれる笹の小舟の様に
ただただ翻弄され続ける…
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