プロローグ

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とある日の昼休み。俺は学食へ昼飯のパンとコーヒー牛乳を買いに行き、急いで教室に戻ってきた。 俺「わざわざ待ってなくても良かったんだぞ?」 美「・・・・・・」 そんな俺の言葉を聞いているのかいないのか、和泉は自分の机にある包みを開き始めた。 中から出てきたのは、女の子らしく小さめの弁当箱。 和泉はゆっくりとした手つきでその蓋を取った。 俺「また真っ白かよっ!?」 ザ・アルティメット・シンプル。 和泉の弁当箱の中には白米しか入ってなかった。 .
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