271人が本棚に入れています
本棚に追加
「・・・・優姉?」
俺がそう言うといきなり抱きつかれた
「流石我が弟ね♪忘れてたら半殺しだったのよ」
それを聞いて覚えていて良かったとリアルに感じた俺だった
「優姉が何でここに?」
「何でって学園長だからよ」
「何~~!!」
俺は驚いて思わず大声を出してしまった
「何よ~そんなに驚く事?」
「いやいやここで驚かなかったらいつ驚くんだよ」
「まぁそれもそうね」
何か一気に疲れが溜まった気がする
「里沙!!水晶を裕二に渡して」
「わかりました」
「水晶?」
俺は優姉に聞くと下を見るような目で見てきた
下で見られ当たり前なのにいちいち見るなよ!!
「水晶って言うのは属性を調べる物よ」
「属性?」
「例えば火属性水属性風属性氷属性土属性雷属性これが一般的な属性ね」
「一般的な属性?って事は一般的じゃない属性があるのか?」
「いい質問ね光属性闇属性時属性無属性よ」
「そんなにもあるのかよ」
「これが水晶です」
里沙さんはビー玉位の水晶玉を渡してくれた
「じゃあ裕二早速魔力をその水晶に流しなさい」
「いやいや待て待て」
「どうしたの?」
「魔力なんかどうやって流すんだよ」
「里沙~魔力の流し方使い方を教えてなかったの?」
「学園長が一刻も早く連れて来いとおっしゃいましたので」
最初のコメントを投稿しよう!