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「うちは愛葉 紗耶(アイバサヤ)宜しく」
そう言った子は何かしら関西人的なオーラがあった
「宜しく、紗耶」
「由利~」
紗耶はそう言って前の席の子を呼んでいた
「何かしら紗耶?」
「転校生よ」
そう言って紗耶は俺を指で指した
「あら、気づかなかったわ、ごめんなさいね」
「別にいいけど・・・・」
「私は江崎 由利、宜しくね」
「宜しく」
すると肩を後ろから叩かれたから後ろを見ると男子生徒がいた
「俺は寺田隼人、宜しくな」
「あぁ・・・・・」
「どうした?」
「初対面で悪いが殴っていいか?」
「はぁ!?無理に決まってるだろ!!」
「それに隼人って嫌だな」
「いきなり初対面でそんな事言うなよ!!」
「別にいいじゃん」
そう紗耶が隼人に言った
「玲奈、あなたも挨拶したら?」
「わかったわよ」
前の席の子がこっちを向くと俺は驚いた
何故なら顔が由美に似ていた
あれは似ていたよりそっくりだった
俺は無償にドッキリ大成功のプレートを探した
「あんた何やってんの?」
「悪い悪い、幼なじみに似ててさ」
「そう、私は鳳上玲奈よ」
「宜しくな、玲奈」
「何馴れ馴れしく名前で呼んでんのよ」
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