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一分が一時間に感じたよ。君の携帯に着歴を残して君の携帯にメールを一通送った。
君に気づいてもらえるように「お疲れ様。終わったら電話かメール下さい。」って送ったね!!
君からの連絡が来ないかもしれないと言う不安が怖かった。
0時半頃
私の携帯が光った。君からの電話、緊張で震える手で出たの覚えてる。
何より心の準備が出来てない自分がいたよ。
君からの電話に出たら直ぐに沈黙が続いた。
けど話を切り出したのは私だったね。
言わなきゃって焦る分、心のどこかでは平然としてる自分がいたよ。
声が震えないようになるべく平然を装って出た言葉に嘘は何1つなかった。
「私、君が好きだよ。君に彼女が居ても君が好き。それだけは伝えたかったから。」
そう言った!
君は優しい声で答えてくれたね。
「嬉しいよ。好きって、こんな風に言葉で素直に告白されたのは初めてだったから。けど俺には彼女が居るんだ。今は彼女を大事にしたい。彼女が好きだから。けど嬉しかったからありがとう。」って君は言ったよね!
その言葉を聞いた時、自然と涙が溢れたよ。
分かってた言葉だった。君から返ってくる言葉は分かってたはずだったのに涙が止まらなかった。涙を止めたくても溢れ出した涙は流れるだけで止まらなかった。
君が彼女を好きなことも大事にしてることも見てて分かってたよ。
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