右肩の鯉になって

出会いと別れ

名前は『きよし』と言った。きよしと私は会うことにした。きよしの住んでいるとこはサイトに書いてあった。私の住んでいるとこから30分くらいのとこだ。私は迎えに来てもらった。待ち合わせの場所まで私は自転車を走らす。これでいいのかな？そんなことを思いながら。私が待ち合わせ場所に着いたらきよしはもう先に着いていた。『〇〇ちゃんやろ？』『うん』きよしは単車できていた。『後ろ乗り』そう言われて後ろに回った時にあることに気付いた。ナンバープレートだ。『北九州』…ここからだと電車で20分と新幹線に乗り換えて2時間かかるとこだ。『どういうこと？』『資格取りにこっち来てるねん。また九州帰らないと駄目っちゃ』そうなんだ…。私は単車にまたがった。