童話 魔女と王子様

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魔女「鏡よ鏡、鏡さん。世界で一番美しいのはだ~れ?」 ????「それはあなた様です。」 王子様「あー、鯖うまいわ~」 魔女「おい!見ろや!」 王子様「つうか、腹話術やろ?もう見飽きたわ、それ。」 魔女「見飽きた!?はあ!?あんたがやれ言うたやんけ!あったまきた、もう二度とやれへん!」 王子様「ふわあ…何や眠ぅなったわ。布団敷いてくれや。」 魔女「あんた大概にしぃや。そんくらい自分で敷けや!てか、食器!台所持ってけって何遍言わすねん!ウチはあんたのおかんとも嫁さんともちゃうねんで!」 王子様「そんくらい魔法でチャッチャとやったらええやんけ。まあええわ。ほな、おやすみ~。」 魔女「…もうほんまやっとれんわ。ええ加減にしなさい。」 こんな感じで、日々幸せに暮らしましたとさ。 おしまい。  
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