数年前のお話

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「ひどい有り様だな。」 目の前の惨状を見て男は呟いた。 目の前の民家は、既に家として原型を留めていなかった。 まるで台風でも通り過ぎたかの様な荒れようだ。 「酷いな……」 男はまた呟いた。
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