呪術剣士

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沖(呪術!?成る程…これが) 土方(成る程…確かに自然力にこの力が加われば相当な力…そして近藤さんはわざとこの力を引き出した) 近「フフッ」 士「しゃべ…っただと!?」 士童は驚きを隠せなかった。 近「これから相当時空が歪む…少々お前らは気を失うかもしれんがいいか?トシ、総司!」 土方・沖(!) 土方と沖田は眼で意思を伝えた。 近「よし!」 グニャアァァァ!!! 空間が恐ろしく歪んだ…その時だった。 士童の腰には六本の小太刀が納められていた。 士(何ッ!?これは!?) 近「いいか、「闇」の力を持つ物には近付くな、お前は俺達と離れていた方がまだ安全だ、そして小太刀「六神剣(ろくしんけん)」それはこれから来る暗黒の時代を唯一滅ぼす手掛かり」 士(何をいきなり言っているんだ?近藤さん?確かにアンタらに殺気が無かったのは分かっていた…沖田が桜華達を殺っていないことも匂いで分かった…でも!?) 近「そして…死ぬな!」 士童は急速に空間に飲まれて消えた。 そこには三人だけになった。 土方「無茶したな…近藤さん」 沖「息あがってますけど…肩貸してあげてもいいですよ?」 二人は全て分かっていた様に微笑む。 近「すまん…借りようか?」 土方「にしても…これから大変なのはアイツだ、大丈夫か?」 近「それは…嫌な勘か?」 土方「…いや…ただの心配性だ」 土方は恥ずかしそうに後ろを向く。 沖「初めて見ましたよ、土方さんのそんな顔(笑)」 土方「うるせっ!斬るぞ!」 近「奴なら大丈夫だ…何せ初代・零番隊隊長士童零だぞ?」 争っていた二人が止まる。 土方「そうだな」 沖「そうですね」 士童の運命はここから「鍵」に向かって動き始める。
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