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セントレア学園。
ここは魔法使いを養成する場所である。
ここに通うクロス・クリアは今日高等部に進級した。
この学園には初等部、中等部、高等部とエスカレーター式になっている。
「今日から高等部かぁ~」
クロスは学園に着くのが楽しみだった。
「おっはよ~クロス。」
「おはよ、シーザー。」
学園に着くとシーザーに会った。
シーザー・クロスフォード。
彼はクロスの親友であり、初等部からずっと同じクラスだった。
そして彼は三大貴族の1族、クロスフォード家の長男でもある。
「今年も同じクラスだといいな。」
「うん。」
二人は掲示板に貼ってあるクラスわけ紙を見た。
「今年も同じクラスだな。」
「そうだね。」
腐れ縁とでも言うのだろうか、やはり同じクラスだった。
「1‐Aか。」
ちなみにクラスは5つ、A~Eクラスまであり、クラスは実力、学力関係なくランダムに入れられる。
「とりあえず体育館に行こうぜ。
始業式が始まっちまう。」
クロスは頷いてシーザーね後についていった。
「あ~、みなさんおはよう。」
学園長の話が始まる。
この学園長、見た目は40後半だが、実際何歳なのかは誰も知らない。
噂では200歳とかなんとか……
「あ~、今年も学園が始まるのだが、皆自分を磨いていってほしい。」
そんな噂が飛び交うけど僕は学園長は嫌いじゃない。
どうしてって?
それはねぇ……
「あ~、話が長いと退屈だろう。
話は以上。」
話が短いからさ。
まぁそんなこんなで学園が始まった。
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