プロローグ

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手足を拘束され明かりも無い 独房で俺は独り目を瞑る。 こうしていると周りの音が よく聞こえる。 体が適応してくるんだろう。 朝はさすがにいないが夜に なると虫達がザワザワと 動き出す。 6年間も居れば慣れはするが 体を這われるのはやはり不快だ。
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