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その時はきっとこの日々の記憶なんて無いのかもしれません
新撰組での日々も
愛し合った真実も
もしかしたら存在そのものを忘れているのかもしれません
でも、私は信じています
本能はどこまでも正直だと
遠い記憶をきっと覚えていると
私は信じます
だから、私を必ず見つけてくださいね
約束してください
総司さん......
今度出会う時はもしかしたら幼い子供だったり、おばさんだったり、はたまた老人になっているかもしれません
でも.....それでも抱きしめてほしい
私は強くないから崩れてしまうかもしれません
きっと私は泣いてしまう
それすら受け止めてほしい
私は待っています
ずっとずっと......
私ももうすぐ散ってしまうでしょう
何と無く分かるんです
燈奈を送り届けたら私は一気に階段を駆け登るつもりでいます
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