X'mas '08

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 春日は一見すると、また直ぐ歩き出した。それを慌てて追った     「春日。待ってほしかったりするんだけどなぁ」      なんてヘラッと声を掛けたら……      バシッ  バサッ……     「ッつ……」    顔面にクリーンヒットしたのは『聖書』だった      それを拾いながら 「本投げるかなぁ、フツー…… もしかして──ヤキモチですかぁ?」        春日は、そんな俺から逃げるように帰っていった
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