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(※1)アルツハイマー型認知症
⇒1906年、ドイツの神経病理学者アルツハイマーにより報告された。
原因は不明で、脳の変性疾患(脳萎縮)によって起こる。
初老期(65歳以前)に発病するこのタイプの認知症をアルツハイマーと呼び、老年期(65歳以降)に発病するものを老人性の認知症と呼ぶが、多くの場合は、両方合わせてアルツハイマー型認知症と呼ぶ。
発症は徐々で、発病から死亡までの期間は数年から十数年に及び、進行型で全般的認知症を特徴とする。
人格水準は早期に低下し、病識は早期になくなる。
第1期(1~3年)には、記銘障害・失見当識・学習障害などが現れ、第2期(2~10年)には、徘徊、不潔行為などの問題行動や人格の形骸化が見られるようになり、第3期(8~12年)には、言語崩壊、寝たきり、四肢固縮と進行していく。
9割に徘徊、多動、1/3に濫集活動(無意味なものをむやみに集める事)がみられる。
(※2)デイサービス
⇒一般的にデイケアが医療機関などで行われるのに対し、デイサービスは福祉施設に通って受けるもので、日常生活上の介護や機能訓練が行われる→通所介護
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