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そして放課後………
「リョウ、ジロウ!早く行こう!?」
「安田は??」
「あっマリ!?…今日は、真っ直ぐ帰らなきゃダメなんだって」
「そっか…」
「??リョウ!?どぅかした!?」
「あ"、もしかして安田に目をつけた!?!?もぉ~やめてよぉ~リョウが相手じゃ僕適わないよ………」
「ちっ違うよ!!!!何でもナイって!!……ジロウ、頑張れよ(^_^;)」
3人は、急いで一度家に帰り、林の前で集合した。
「ジロウ~なぁに、その荷物?」
「えへっ、バレた!?これはね………ヨイショ………懐中電灯と…おやつ…以上!!」
「懐中電灯とおやつで、そんなイッパイ荷物なのぉ!?」
「うっ、ウルサイ!!サキだって何だよ、それ」
「テーブルクロス☆あのテーブルにピッタリだよ!それと、お花(^v^)」
「…そんなヒラヒラなテーブルクロス嫌だなぁ……」
「なにぃ!?!?」
ジロウとサキが、林の前で騒いでると~リョウが懐中電灯とノートを握りしめ走ってきた。
「遅いよ、リョウ!」
「ごめん!ごめん!!よぉし、行くか(^ヮ^)」
木々を掻き分け、倒れた材木を跨ぎ、3人はズンズンと中へ入って行った。。。
「なんか……昨日来たのに、ドキドキするね」
「ジロウが怖がりなだけじゃん(笑)」
カチッ…………
リョウが懐中電灯を点けて中に入る。
「昨日と変わってないねぇ」
とサキは言いながら、持ってきたテーブルクロスを広げ始めた。
「……レース!?女の子過ぎじゃない!?……」
「でしょ!?リョウも、そぅ思うでしょ!?」
「何でよ、イィじゃん。。。お母さんに貰ったんだもん。。。」
「あっ、ごめん!!全然イィよ、平気だよ。なっ、ジロウ!?」
「………うっうん」
「ホントぉ!?良かったぁ♪」
一瞬しょんぼりしたサキは、2人の言葉で元気を取り戻し、テーブルの上に花を飾った。
満足そうなサキ。。。
不服そうなリョウとジロウ。。。
すぐにリョウは気を取り直し今朝から気になってた物を探し始めた。
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