転校生

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「…………やっぱり」 「どぅしたの!?」 「何か見つけた!?」 「これ………」 「???」 「写真!?コレがなぁに??」 「この女の子、見たことナイ!?気付かない!?」 「???」 「あっ……もしかして…」 「えっ!?何なに!?僕にはサッパリなんだけど???」 「良く見てみなよ、ジロウ」 「……私分かった。コレって……マリ!?」 「えっ、安田??嘘だぁ~、こんな小さい子が!?」 「バカ、ジロウ。これは安田の小さい時の写真だよ。」 「うぅ……言われてみれば似てるかな!?」 「間違いない。コレは安田だよ。……こっちも見てみてよ…」 リョウは、昨日持ち帰ったノートを開き出した。 パラパラパラッ……… 「ほら、ココ!!」 「「あっ!!」」 古ぼけたノート。。。 大人の達筆な字ではあるが、所々リョウ達にも読める。 『マリが、、、ナイフを片手に、、、刺した、、、まだ息はある、、、とどめは私が刺した、、、』 部分部分ではあるが、内容は理解出来る。 マリが誰かをナイフで刺し、まだ息ある誰かの留目を、このノートを書いた人が刺したのだ。
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