第3話 ミサ、デートするⅡ

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「久々に合っていきなり? もすこしその、なんというか…」  デートがどうのこうのとモゴモゴ言ってるヒロを軽く無視し、ミサはにっこり笑っていった。 「こないだ中央公園であったも~ん」 「あれは仕事中でしょ?」 「おたがいにね」  このまま続けると大変面白いのだが、あんまりいじめすぎていじけられたら困るので、この辺で切り上げた。 「作戦会議が終わったら、ちゃんとデートするから」  と、きいた瞬間に、ヒロはカバンからファイルの束を素早く取り出した。 「さて、早速始めよう。この資料だが…」 「はやっ!」
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