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一成とそのまま大学の校内に入り、ロッカー置き場へと向かう。
涼香「………ん゙!?」
一成「なんだよ、そのオッサンみたいな声」
涼香「オッサンは余計だよっ。違うの、ロッカーの鍵無くてさぁ……あれ??なんで無いのーっ?」
しまいには鞄をひっくり返して、地べたに座り探す。
一成「どっかで落としたか?」
涼香「そんな~…てか、学生証自体が無いんだけどっ!?」
一成「学生証無くしたのかよっ!?お前、何やってんだよ~…」
学生証を入れてたカード入れにロッカーの鍵も入れてたから、無いのは当然か……。
涼香「まいったなぁ……」
地べたに座ったまま散らばった鞄の中身を見ていた。
遥「おっは~、て何やってんの!?」
遥が驚いた顔をして私を見下ろしていた。
涼香「学生証とロッカーの鍵、無くしちゃった~ぁ」
既に私、半泣き状態。
だって、カード入れには尚志くんの隠し撮り写真が入ってんだよっ!!
いーやーっ!!
誰かに見られたらどうしよ!!!!
ってか、尚志くん本人に拾われてたら、もっとやばいーっ!!!!
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