4404人が本棚に入れています
本棚に追加
遥「あ、涼香。おかえり~…って、その様子を見る限り…、見つからなかったみたいね」
私は遥の座ってる隣にドサッと腰を落とし、ヘナヘナ~と机に体を置いた。
遥「あら、魂抜けてるわね~…涼香ぁ~戻ってこ~い」
遥にはまるで、ポカーンと開けた口から、ヒュルヒュルと魂が抜けてくのが見えているみたいだ。
一成「マヌケな面だなぁ」
背中をバシンッと叩かれて、フッと私の意識が戻ってきた。
涼香「うぉ…」
遥「あ、涼香の魂が戻ってきたみたい。おかえり」
涼香「あ、…ただいま」
いやいや、そうじゃなくて。
涼香「あ゙~、どうしよ~……。CD屋になければ、バイト先かなぁ…?」
一成「今日もバイトだろ?探してみたら?」
涼香「バイト先に落としたのかな~……?
まぁとりあえず探してみる」
でも、バイト先で落として誰かが見つけてたなら、電話やメールで【落ちてたよ】って、連絡くらいしてくれるよねぇ?
それが無いって事は、……やっぱりCD屋で落とした?
最初のコメントを投稿しよう!