★2話★

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深夜0時を過ぎた頃、私は店長から 「今日暇だし、たまには早く帰ってもいいよ~」 って事で、バイトを予定より2時間早くあがった。 涼香「ラッキー!」 制服から私服に着替え、挨拶をした後、暗い夜道を歩きながら、遥に合コンの事で電話をかけた。 遥 ─ はいはーい 涼香「ちょっとーっ?合コンなんていつ決めたのよっ?」 遥 ─ ん~とね、涼香がバイト始まる頃かな? 涼香「って、それついさっきの事じゃないっ?」 遥 ─ まぁまぁいーじゃんっ 涼香「いやいや、良くないって。勝手に決めたりし」 遥 ─ 相手がチョーおっとこまえでも!? 涼香「…ぅ゙……」 遥 ─ しかもっ。ご飯は全部向こう持ちでもっ!? それでも行かないなんて言う!? 遥………あんたって奴は~っ…。 涼香「喜んで行かせていただきます!!」 遥 ─ アハハっ、さすが涼香っ!! まぁまた詳しくは明日話すからっ!! 遥との電話を切った。 ……、ゴチなら…行かにゃ損だよね…? やっぱり一人暮らしだとさ少しでも食費は抑えたいわけですよ。 奢ってもらえるなら行っとかないとーっ。 なぁんて、ウキウキ気分で家までの道を歩いてたらまた電話。 涼香「……矢崎 仁」 本当に連絡してきたのね。
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