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深夜0時を過ぎた頃、私は店長から
「今日暇だし、たまには早く帰ってもいいよ~」
って事で、バイトを予定より2時間早くあがった。
涼香「ラッキー!」
制服から私服に着替え、挨拶をした後、暗い夜道を歩きながら、遥に合コンの事で電話をかけた。
遥 ─ はいはーい
涼香「ちょっとーっ?合コンなんていつ決めたのよっ?」
遥 ─ ん~とね、涼香がバイト始まる頃かな?
涼香「って、それついさっきの事じゃないっ?」
遥 ─ まぁまぁいーじゃんっ
涼香「いやいや、良くないって。勝手に決めたりし」
遥 ─ 相手がチョーおっとこまえでも!?
涼香「…ぅ゙……」
遥 ─ しかもっ。ご飯は全部向こう持ちでもっ!?
それでも行かないなんて言う!?
遥………あんたって奴は~っ…。
涼香「喜んで行かせていただきます!!」
遥 ─ アハハっ、さすが涼香っ!!
まぁまた詳しくは明日話すからっ!!
遥との電話を切った。
……、ゴチなら…行かにゃ損だよね…?
やっぱり一人暮らしだとさ少しでも食費は抑えたいわけですよ。
奢ってもらえるなら行っとかないとーっ。
なぁんて、ウキウキ気分で家までの道を歩いてたらまた電話。
涼香「……矢崎 仁」
本当に連絡してきたのね。
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