灯火に祈る

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  そう遠くない冬のある朝 突然に失われた幾千の魂   名前も知らない存在だけど   年に一度橙色の灯りが 闇を照らしたならば   目を瞑り両手を合わせ 祈らずにはいられない   遥か遠き西の地で 眠りについた魂よ   どうか今は安らかにと  
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