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「煙草は身体に悪いんだから辞めた方が良いよ?」
そう言うと、雫石は俺の手から煙草を取りあげて灰皿に捨てた。
まだ半分も吸ってないのに…
「お前、2限目からだろ?何で居るんだよ…」
「レポートがあるのよ、文句ある?」
無いです…
「面倒だからサボっちゃおうかな~」
「後で単位ヤバくなっても知らんぞ」
「あんたに言われたくないわよ」
はい、その通りです。
どうやら1年、2年の時に遊び過ぎたのが災いしてか単位が激ヤバ。
1つでも合格点に達してなかったら、留年が確定してしまうという崖っぷち状態である。
「あんたも頑張りなさいよ?家でエロゲーばかりしてないで」
「余計なお世話じゃい!」
俺が怒ると雫石は笑いながら何処かに行った。
俺はため息をつくと、1限目の講義が行われる教室へと向かう。
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