356人が本棚に入れています
本棚に追加
こっちに帰ってきてるとかまったく知らなかった…
どうして?
わたしはてっきりもうここへは帰ってこないと思ってました。
その事実をどう整理していいかよくわからなくて胸の中が混乱してます…。
正直、あの電話で亮くんの隣に女の人の気配がした時、
もう、待ってても帰ってはこないんだなってそう思って電話を切ったのに。
諦めるのがはやすぎたかな。
だけど、ずっとずっと亮くんを想ってました。離れてお互い別々の生活があったけど、それでも、いつか って思いながら、待ってたよ。亮くんが、いずれ地元に帰って暮らそうと思ってると言った時から、ずっと待ってました。
古里が同じで、
小さな頃から、お互いを見てきて、亮くんが福岡へ行ってからもずっと、亮くんは私の特別な人でした。
約束とか、きっちりした関係や形とか、そんなものがなくても、亮くんとはずっと繋がっていたかった。
あの日の電話で、ずっとしまいこんでたそうゆう気持を全部亮くんに伝えるつもりでした。女の人の気配を感じて、やっぱり亮くんには福岡での生活があるんだなって分かって、私は気持を伝えないまま電話をきりました。
あの電話で、亮くんを諦める決心をつけて、私は今の旦那さんとの結婚を決めました。
今更、こんな事を説明したところで、戻れない事は分かってます。だけど、どんな人と恋をしても、誰といても、亮くんとは比較にもならなかった、それくらい亮くんは特別な、大切な人でした。
あの日の電話で、私にもう少し勇気があれば何かが変わってたのかな…。
今は、自分が選択した道が正しかったのかさえ分からないくらい、亮くんがそんな近くにいるのかと思うと複雑な気持です。
今更、
です。
でも、あの時の気持は、今伝えなければ伝えるチャンスはない気がしました。
一方的でごめんなさい
ゆうな
最初のコメントを投稿しよう!