甘い夢

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部屋に入るなり司は冴子の唇を求めた。 「んっ…課長…待って…」 「待てない…」 冴子の体を抱き上げるとベッドへ下ろし再びキスした。 「冴子…俺から離れて行かないで…」 「私…ずっと…課長の側に居ます…」 「名前で呼べよ」 「……司さん…」 再びキスすると司の手が冴子のシャツに伸びる。 「……待って…」 「今更止めてくれと言われても止まんないから…」 「シャワー…浴びさせて下さい」 冴子は起き上がるとバスルームへ向かった。 温かいお湯が冴子の体を潤していく。 司と一線を越えてしまう… いいのだろうか… 体を拭きバスローブを羽織るとバスルームを出た。
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