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「課長…私…」
「名前で呼べ…」
司の唇が首筋に触れる。
冴子は思わず体を堅くした。
「…嫌か?」
「…嫌じゃないです…私、司さんのこと…好きです…」
「俺に…全て…見せて…」
「……冴子…」
「司さん…」
司の腕枕で冴子は眠っていた。
肌と肌の温もりが互いの心に安らぎを与えた。
「後悔…してないか?俺とこうなったこと…」
「後悔なんてしてません…今とても幸せです。司さんのことだけしか考えられないもの…」
司は冴子にキスすると再び首筋に触れ、肌に指を這わせた。
「もう一度だけ…」
冴子は何も言わず司に身を任せた…
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