絶頂達する光焔

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場所変わって中庭 この孤児院は真ん中が筒抜けになっており、中心部が中庭になっている 「審判は私がやるんで派手にやっちゃって良いですよ~」 なんか楽しそうだな‥‥シイナの奴 「遠慮せずにドーンとぶつかって来なさい!!」 校長は今さっきよりも元気になってるし‥‥‥ なぜこんな事になったか?それは‥‥‥ 「実技試験なんて聞いてねーよ‥‥‥」 いきなり実技試験をやると言われたからだ 中庭で校長と向かい合うように立つ 「面倒くさいのでちゃっちゃと始めますよ~。はい、開始」 そしてやる気のない審判が適当に試験を始めた 二人の間は5m位離れている しかし二人は一歩も動かない 「さあさあ攻撃してきたらどうかな?これじゃ試験が終わらないよ」 「いや、校長つーか老人を相手にするのは気が引けるし。校長は攻撃しないんですか?」 実際は面倒くさいから動きたくないだけど 「儂から攻撃しても良いけど、ただ‥‥‥」 「なにか攻撃しにくい理由でもあるんですか?」 そして校長は言ってはいけない事を言ってしまった 「ただ君は見た目が非常に女の子ぽっくて攻撃しづらいだよね」
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