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「燃え尽きろ、獄炎(ゴクエン)っ!!」
右腕を前に突き出し掌を開く
すると校長を囲っていた剣が紅く光り始めた!
その輝きは美しく、そして全てを浄化する炎のようだった
「テメェの魂の穢れ、燃やしてやるよ」
そして開いた掌を校長に合わせぐっと握った
「さて、ここまで逃げれば大丈夫ですね」
孤児院の全貌を確認できる所までやってくる
「やりすぎて家が壊れなければいいですけど」
そんな事ないですよね~と孤児院に振り返る
その瞬間、孤児院の中心が爆発した
「‥‥‥‥‥」
突然の出来事に言葉が出てこなかった
漠然としてると爆発の衝撃に耐えきれなかったのか大きな音を立てて崩れていった
崩れゆく我が家を見て我にかえった
「私の家がぁぁぁーーー!!」
そして完璧に瓦礫の山になった家に向かって走り出した
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