プロローグ

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そして校門の奥から太った初老の男性がのんびりと歩いてきた 急かず慌てず、ニコニコと笑顔を絶やさず少年に近づいた 「やっと来たか‥‥‥、フッ‥‥‥ウフフフフフ」 少年は小さく呟きユラ~リと男性に歩み寄った 二人の距離が間近になった所で先に男性が口を開いたが‥‥‥‥ 「いや~時間通り‥‥‥」 「テメェは、堕ちろ!!」 いきなり、怒り任せの鉄拳を喰らわせる少年 そして悪い事をしてないのに殴り飛ばされる男性 辺りに静寂が訪れ、少年は男性を見下しながらこう言った 「未来永劫そこで寝てろ」 そして少年は痙攣している男性を気にも留めず校門の中に消えていった こうして人を殴り飛ばした所から少年の物語が始まった
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