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「アンタ、大丈夫なの?」
「問題なっふぃんふ!」
「有り有りだな。」
父烈矢に稽古という名ばかりの処刑により朝から顔を真っ赤に腫らした蓮。
当人である烈矢は、逆に水菜にこってり絞られ訓練場にて伸びているらしい。
「あとで回復魔法かけてあげるからね?」
「母さん、なんふぇ今じゃなひかおひえてくへ……。」
「ふふふ………。」
ドSだ…、とは思ったもの口にはしない一同であった。
「ぁ~~~あ、良く寝たぜ。」
と、ここで伸びていたらしい烈矢が参上した。
「ん?何全員で水菜見つめてやがんだ、水菜は俺のモンだ!」
「まぁ烈矢さんったら……。」
朝から仲睦まじい甘甘な空気にゲンナリするとともに溜め息を盛大に吐き出したのだった。
(―――ってか、伸ばされていたのによくこんな甘甘な空気に出来るな。)
とは口にしなかったミリィエットだった。
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