退屈日常

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中学3年生にもなるとだんだんと部活を辞めていく中、沢田彼方はもくもくと外周を走り続けていた。 彼はいたって普通の中学3年生。 変わってると言えば、彼方という珍しい名前くらいなもんで勉強も上だが目立つタイプではない。 志望校も決めずにダラダラと今日も部活に精を出していたのだった。
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