星 数 

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:星数:       星屑を全部かき集め   進んで行け 道は目の前にあるのだから     ある晴れた日の夜  星空がキレイだった だから… 寝転がって  星を数えていたんだ     星を数えて 星が瞬き 近づいてきて こう告げた   「「アナタは知らなければならない」」   何がなんだかわからないまま  光は消えて 星も消えて… 明かり一つない中で  一筋の道だけが輝いていた     風は冷たく体を撫でる おかげで目が覚めた あの夢は何だったんだろう… 何一つ覚えていない中 光の道が脳裏に浮かんで 消えてった     もう一度 あの場所へ行こう  星を数えに…     ある晴れた日の夜 不思議な夢を見たんだ 誰も信じてくれなかった 消えかけた夢を だけど… だけど… 俺は、知ったんだ!     「星の数だけ夢はある  夢の数だけ道はある」 君はそう言いたくて 真っ暗な俺の夢に来たんだろ?   ねぇ、そうなんだろ?    なぁ、返事してくれよ! 俺は 君の事を思い出したんだから!!
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