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小さな物語
親友から あの子と付き合うって
聞いたとき
君は 笑顔で祝福してた
祝福してたのに
親友が嬉しそうに
話す事を 聞かずに
一人で先を歩いてる
君の様子があまりにも
変だったから
追いかけて 聞いたんだ
「 あの子の事好きだったの? 」
君は最初 笑顔で
それから
君と親友との距離に
気付いてから
驚いた顔で
そして
悲しそうな笑顔で
「 うん、好きだった 」
そう小さな声で 呟いた
失って気付く
小さな 恋の物語
2011,1,18
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