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毛利家の斥候は高松城を見て唖然とした。
毛利家斥候「何だあれは⁉海に浮かぶ孤島ではないか。早速殿に知らせなければ」
斥候は高松城周辺から戻り輝元の本陣に戻ってきた。
毛利家斥候「輝元様‼高松城はもはや時間の問題でござりまする」
輝元「そうじゃな…」
すると、織田方の使者がやって来た。
織田家使者「秀吉様がお話があると申されております。どなたか使者を我が秀吉様の本陣へ参上つかまつりますよう何卒」
輝元「使者か…和議の申し出だな」
鈍感な輝元だがこの時だけは気がついた。
隆景「輝元様‼使者ならば安国寺殿がよろしいかと」
輝元「そうじゃな。恵瓊、頼めるか⁉」
安国寺恵瓊「はっ、心得ました」
元春「恵瓊、頼み申すぞ」
恵瓊「お任せあれ」
恵瓊は秀吉本陣へ急いだ。
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