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大「真奈美ー。」
真「何よ?」
大「何ぷんぷんしてんの?ちょっとリモコン取って。」
大介の寝転がった足元にあるリモコン。
少し怪訝そうな顔で、
大介に差出す。
明らかに、あんたの方が近いじゃない。
しかし私は言葉を飲み込んだ。
返ってくる言葉なんて、
わかってる。
きっと『ああ、わりぃ。』なんて平謝り。
飽き飽きした日常。
もう愛なんて綺麗な言葉で解決出来るような、
そんな関係じゃない。
居て当たり前、
本当に辛くなる事とか、
嬉しくなったり、ドキドキしたり。
この人の事で悩むなんて二度とない。
きっと浮気してたって、
本当に本気でどうでもいいや。
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