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マ「その辺に座って。」 テ「ありがとう。あ…」 マ「何??」 テ「その本…」 マ「あぁ、これ??“人魚の涙”っていう本だけど知ってる??」 テ「え…えぇ…。」 マ「……??そういえば、さっきの人誰??」 テ「あの人は…」 ティアラは、そこまで言うと黙ってしまった。 マ「無理に言わなくていいよ。ティアラが言ってくれるまで待つから。」 テ「マーリー君…」 マ「マーリーでいいよ。」 ナ「マーリー!!ちょっと手伝ってくれないかい??」 マ「今、行くよ!!ゆっくりしてて。」 テ「うん。」 ━ ━━ テ『この本がここにあるってことは…やっぱり…』 ナ「ありがとう、これあの子におあげ。」 マ「うん、ありがとう!!」 俺はナーチスから頼まれた仕事を終わらせ部屋へと戻るため階段をのぼった。 ~♪ マ「…!?」 部屋の前まで行くと中でティアラが歌っている。 マ「この歌…」 ガチャ テ「わぁっ!!」 マ「ごめん…その歌って…」 テ「…あなたの…マーリーのお母様が教えてくれた歌なの…」 マ「なんでそれを…」 俺はこの後、驚く事実を聞かされる事になる。 +
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