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テ「驚いたでしょ??」
リースさんは、おどおどしながらも私の体を拭いてくれて…
人魚ってね濡れれば人魚の姿だけと乾くと人間の姿になるのよ。
リースさんは、驚いた様子だったけど何も言わず家から持ってきた服を私に着させてくれた。そして一言私に言ったの。
リ『あなたも人魚なのね。』
マ「も……??」
テ「そう…マーリー…あなたのお母様も昔…人魚だったのよ。」
マ「嘘だ…だって一緒にお風呂入ったりしたけど…別に何も…」
テ「その時は既にもう人間そのものだったの。」
マ「どういう…」
テ「人魚には2つの種類があって1つは、ある程度の歳になれば人間になってしまう“人間種”そして、ある程度の歳になれば人間にも人魚にもなれる、ほとんどまれになった“純人魚種”私はその中でも、一番純粋な純人魚種…さっきの男は、私の力を奪おうとしているやつ…こんなんでわかってもらえたかしら…??
そしてこの歌は、私が夜寝れない時にリースさんが歌ってくれたものなの…。」
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