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墓石の前に立っている人は綺麗な栗色のロングヘアーにとても綺麗な瞳をしていた。
マ「あの…」
俺はその人に話掛けた。
テ「あ…このお墓に…??」
女の子は微かに微笑んだ。
マ「はい…。」
歳は俺より2つ位上だろうか…??
笑った顔が可愛らしかった。
マ「失礼ですが…あなたは??」
テ「私の名前はティアラ・シャネット。あなたのお名前は??」
マ「あ、マーリー・ロネットです。」
テ「マーリー…」
ティアラは、そう呟くと俺に言った。
テ「あなたが…マーリー…??」
マ「あの…親父たちと知り合いですか??」
テ「えぇ…まぁ…」
俺の問いに答えると墓石を見つめながらどこか悲しげな表情を見せた。
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