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ティアラは、暫く墓石を悲しげな表情で見つめていた。 ティアラの首元には綺麗なひし形のネックレスをつけていた。 マ「あの…」 テ「あ…ごめんなさい。」 マ「父と母とはどういった関係なんでしょうか??」 テ「昔…私が小さい時に少しお世話になったの。」 マ「そうなんですか…。」 テ「マーリー君は、何歳??」 マ「16です。」 テ「じゃぁ、私より一つ下か!!」 マ「17なんですか??もっと上かと思っていました…」 テ「えぇ~!?酷いなぁ~」 ティアラは、無邪気に笑っていた。 テ「じゃぁ、私はこれで。」 ティアラが、行こうとした時だった。 男「ここにいたんですか。」 テ「……。」 ティアラが向く方には一人の男が立っていた。 男「行きましょう。」 テ「嫌よ!!話して!!」 マ「ティアラ…??」 ティアラは、男に腕をつかまれ必死に抵抗をしていた。 マ「離せよ。」 男「なんだと…??」 ドゴッ 男「うっ…」 俺は、男のお腹を蹴った。 マ「こっち…」 テ「えっ…」 男「…待てっ!!」 俺は、ティアラの腕をつかみすぐにお墓のある丘を後にした。 +
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