幸福なる天使のお告げ

8/11
前へ
/293ページ
次へ
「沙雨那…、俺どうすれば……」 俺が問うと、沙雨那は表情を変えずに答えた。 「お兄様の好きなようにしてください」 え? 「あの…、いいの?」 俺が言うと、沙雨那は静かに頷いた。 まあ…、好きにしていいなら……。 俺は沙雨那の唇に指を付けた。 え? いや、沙雨那が構って欲しそうだったじゃん? だから俺の好きなようにするのは可哀想な気がしてさ。 指咥えるのならやってくれそうじゃん? それだけさ。 「沙雨那、指を舐めてくれない?」 俺が言うと、沙雨那は咥えずに舌だけ出して舐め始めた。 こっちのほうが卑猥なような……。 俺はそう感じたから沙雨那の口の中に指を捩じ込んだ。 「!?」 沙雨那は一瞬驚いた顔をしたが、指を受け入れ、指を咥え始めた。 「お兄様……」 あーあ、初っぱなから微エロ入れてどうすんのよ。
/293ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加