幸福なる天使のお告げ

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沙雨那を俺の部屋に呼び、とりあえず話を訊くことに。 「ねぇ、沙雨那。広永さんってどんな人?」 「えっと……渚さんの事ですよね? 渚さんは私のクラスの学級委員をしていました。 渚さんは初対面の人には敬語を使っちゃう癖がありますが、仲良くなれば使わないですよ」 沙雨那がそう言うと、俺はそうか、と言って机に向かった。 勿論ネットサーフィン。 俺がバーっとサイトを閲覧するのを後ろから沙雨那が見てる事もある。 「お兄様、私ちょっと着替えてきますね」 沙雨那はそう俺に告げ、部屋に戻って行った。 沙雨那の部屋からは衣服を脱ぐ音がする。 覗き? しないよ。
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