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「わけわからんな」
「うん…」
「てか、その…マリ子の連絡先ってわかるんだろ?」
「そうだ
やり取りしてるんなら電話してみろよ」
みんなが雅史に詰め寄った。
「それが…俺メアドしか知らなくて…
それもさっきから
拒否されてて…」
「はぁ?
携番知らないの?
よくそんな女とやっちゃったねぇ」
呆れ顔で大介が言った。
「だからやってねぇって」
雅史の代わりに広之が答えた。
「うちの会社の倉庫で
バイトの子とやっちゃった大介と
雅史は違うぞ」
広之はそう付け加えた。
「なんて!!!
ヒロの会社でやった?!」
裕子の顔つきが変わった。
「冗談だってば!
広之っ早く否定してくれ」
言い終わらないうちに
裕子に首をしめられていた。
「ひっ…ひっびぇぇぇ…っ」
クーハンで寝ていた赤ちゃんが起きてしまった。
「おぉよしよし
パパならここにいますよ」
真美があやしながら抱き抱えた。
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