②夜の海~告白

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しばらくの間私は、あまり話すことなく静かに海の風にあたり考え事をする。 するとゆうたんから話しかけてくる。 たわいもない話。 この間の電話のようにまた色んなことを話す。 そのうちなぜか砂浜に座り込み落ちている棒で棒倒しをして遊びだす。 どちらがどうだったかは忘れてしまったが、とても楽しかった。 『久しぶりだなぁ、そんなこんなに笑ったの』 『仕事大変なんや?』 『まぁ、私どんくさいし、仕方ないんです。』 『そうか・・・でも頑張ってやっているんだね。』 『うん。』
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