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「えぇ!?ちょっと!?ゴダイ!!?」
もしかして死んでしまったのではないだろうか?
内心やりすぎたかもしれないという気持ちで恐る恐る頭から手を離したレイに次の瞬間ゴダイは海水を巻き上げ両腕でしがみついてきた。
「うわわわわっ!!」
見事騙されたわけだ。
それにしてもゴダイに抱きしめられるとは気分が悪い。
腕を振って顔をブンブンと殴るレイに耐え切れてギュッと胸ぐらを掴むゴダイだが握ったその手は思わぬ場所にいく。
「…んなっ!?」
「…あ」
張り詰めた空気の中レイの顔が歪んだ。
「きゃぁぁぁあああ!!!!」
ゴダイは慌てて手をどけるがすぐさまレイの平手打ちが頬に入った。
「むっ、胸!?いや、わざとじゃねぇんだ!!」
そう言ってドギマギしながら両手を上へあげるゴダイはなぜか弁解する。
そんなゴダイの頭を一撃したのは後ろからシーボードを走らせてきたデューだ。
簡単にもそのまま気を失ったゴダイは静かに海へ浮かぶ。
「デュー!!」
「早く逃げるぞ!!」
手に握った鉄パイプをポイと海へ捨てるデューは後部に乗せた大きな袋に手を添えるともう片方の手でシーボードを発進させた。

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