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『バックパッカーなんだから当然だろ?』
カバンの中に道具をすべてしまうと当たり前だと農家は答えた。
『そうだけど……。』
兄の言葉に少女は小さく呟き目の前の小瓶を一つ手にとった。
『薬品作りなんて難しいじゃん?料理とかなら…まぁ、うちだって練習すれば出来そうだけど。』
紫色の液体の入った小瓶をゆらゆらと振り、少女は呟いた。
『調剤は俺もつい最近出来るようになったんだよ。転職したからようやくマスターから許可が降りたばかりだ。』
ベンチで寛ぎながらガルニチュールは目の前の少女に答えた。
『それはそうと、その薬クセあるから飲み方間違えるなよ?』
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