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コンコン
「どうぞ」
ドアがノックされ、返事をすると朔夜が部屋に入って来た。
朔「………」
部屋に入るなり、固まる朔夜。
「朔夜?どうした?」
固まったままの朔夜の顔を覗き込む。
朔「いやっ、なんでもない////」
???
「どうした?顔赤いけど、具合悪いのか?」
朔「いや、……………だょ…」
「え?何?」
朔夜の言葉が聞き取れず、聞き返す。
朔「ドレス、似合い過ぎて、見とれてたって言ったんだよ。何度も言わせるな/////」
そう言って顔を赤く染める朔夜。
…………ッ/////
嬉しいのと、気恥ずかしいので、私まで顔を赤くしてしまった。
祖「あらあら、初々しいわね。羨ましいわ」
そう言って、上品に笑う祖母に二人して真っ赤になってしまった。
朔「そろそろ始まるぞ?」
「うん。わかった」
そして、私と朔夜はパーティー会場へと向かった。
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