始まり

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ある部屋、まるで研究施設のような一室に一人の男がいた。 「くっ、くくくっ、ははははははははははははははハハハハハハハハハハハハハハハハッ! やった!やったぞ!これで私の夢が叶う。 これで争いは起こらないで平和になる! 愛しい、愛しいよ。本当に愛しいよ。 アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!」 狂ったように、いや、狂った笑い声を上げている男の前にはちょうど人一人入るカプセル状のガラスケースがあり、六歳くらいの少年が浮かんでいた。
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