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「……マジ?」
「マジ」
「また一緒に騒げるな!」
「俺はごめんだ」
「何でだよ!ここは『そうだな兄者』って言うとこだろ?」
いや違うだろ(笑)
「誰がお前の義弟なんだよ!よくて飼い主だ!」
「俺が飼われるのか!?……むふっ」
やべぇ…本気にしそうだ…早いとこ切り上げよう…
「じ、じゃぁなまた明日学校でな」
貴はおう、と言ってメイド喫茶に入っていった………あんなんあったっけ?
さて家についたはいいが…何でこんなに綺麗なんだ?親は帰ってきてないはず…
すべての部屋が、三年前のまま綺麗なままだった。
誰かがしてくれてたのかな?とは思ったが考えるのは面倒だったので、ベッドにダイブする、つまり寝ることにした。
俺はル○ンのように(服は着てる)ダイブした。布団の妙な膨らみに気づかずに……
「っぎにゃ!!?」
案の定俺はその膨らみの上に勢いよくのしかかって馬乗りに。そのときに奇声が発せられた
恐る恐る枕の方を見てみると、美少女が驚いた顔でこっちを見ていた
「柚葉か…?」
顔立ちがすっかり変わっていたので自信が無かったが…俺のベッドで寝るのは柚葉か妹ぐらいだからな。ちなみに妹はまだ福岡だ
「だっだっだっだっ」
?誰か走ってる?
「誰ですか!?大声出しますよ!?つか出します!!せーのっ…きゃむぐっ…」
とりあえず叫ばれても困るので口を塞いだ。え?手でだよ?
つーか、せーのっってなんだよ叫ぶのはひとりだろ
「まずお前は柚葉だろ?」
柚葉は小さく頷く
「俺がわからないのか?」
首を傾げる
俺はもう叫ばないと思ったので手をどけた
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