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少年は驚き、恐怖でなにも言えなかった。
電話からは若く、まだ子供の女の子のような声が聞こえていた。
【あなたメリーにひどいことしたでしょ。いたかったんだから...あのね、メリー今川にいるの...】
少年は完全にパニックに陥り何度も電話を切ろうとしたが電話は―通話中―の画面から一向に変わらない。
「なっ...!!なんで切れないんだよ!!」
【あのね、メリー今あなたの家の玄関にいるの...】
人形の声がさらに少年をパニック状態にした。
少年は携帯電話を放り捨て、部屋から出ようとした、しかし
【あのね、メリー今あなたの部屋の前にいるの】
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