第3話『宇宙を終末(おわ)らせる兄妹』

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ケロロ「けどドリームハウスなら、リスティ殿に地球の色々な物を見せてあげれるでありましょう?」 ケロロの言う事に夏美も納得する。 夏美「確かにね。あそこならリスティさんも楽しんでくれるかもしれないし…」 ケロロ「そうでありましょ~!それでは行くであります!」 意気揚々と歩きだすケロロの肩を掴むギロロ。 ギロロ「おい…ケロロ!」 ケロロ「なんでありますか?ギロロ伍長」 ギロロ「そこには、銃火器もあるのか!?」 少し興奮気味に聞くギロロに即答で答えるケロロ。 ケロロ「…あるわけないじゃん」 ギロロ「なん…だと?」 しばし固まるギロロ。 ケロロは呆れながら ケロロ「ここはポコペンでありますよ?しかも日本、銃なんかあるわけないっしょ」 ギロロ「…た、確かに…ハァ~」 落ち込むギロロの肩をポンとたたくケロロ。 ケロロ「まぁ銃なんかどうでもいいじゃん!それより夏美殿と一緒に買い物でありますよ!ギロロ!」 それを聞いた瞬間、ギロロの顔に生気が戻る。 ギロロ「そ、そうか!夏美と一緒に買い物…夏美と二人で買い物…!夏美と…ふふっふふふ」 ケロロ「お~い…ギロロ伍長?帰ってこ~い」 妄想で頭がいっぱいのギロロに呆れた顔でケロロが言う。
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